TU-S707X サンスイチューナーの修理
2023-07-05


Sansui渾身の薄型チューナーTU-S707Xがある日突然受信不能に。
シグナルメーターが消灯したままです。
当然音も出ません。
禺画像]
このTU-S707Xはフロントエンドのトリマが故障して受信不能になるケースが多いらしい。
TU-S707Xは薄型で天板、底板が簡単に外れるのでメンテナンスがやりやすいです。
又プリセットメモリボタンにインジケーターランプがあり局の変更が楽にできる為使いやすく気に入っているチューナーの一つです。
後継にTU-S707X DECADEがあります。
見た目も中身もほぼ同じです。

早速調べてみるとやはりおかしい。
アンテナを外して90Mhz受信状態にすると本来はVT電圧が23Vになるはず。
禺画像]
9.59Vになっています。
トリマコンデンサ故障です。

フロントエンドを外しOSCてトリマコンデンサを交換します。
赤丸の部品です。
トリマコンデンサは松下製で10PFタイプです。
禺画像]
画像は交換済みのものです。

禺画像]
90Mhz受信で23Vになりました。

因みに76Mhz受信では3Vです。
こちらも問題ありません。
軽量薄型で場所を取らずいいチューナーです。
無事にTU-S707Xが復活しました。




[オーディオ]
[チューナー]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット