ヤマハ PX-2 リニアトラッキング レコードプレーヤーの修理 B
2022-08-31


PX-2を修理していて気になったことがありましたので、考察してみます。
今回は修理ではありません。

カートリッジ+シェルがPX-2指定適正重を超えた物を使用した場合メインウエイトがリア側に行くのでその調整ナットがダストカバーに当たりアームがスムースにリニアトラッキング出来なくなる事が当PX-2で確認できました。

適正内でやれば問題は無いのですが(当然です)サブウエイトをつけることで
選択肢を増やしたのではないでしょうか?(高級機ですから)  

付属のヘッドシェルは8gと軽いタイプです。
他社製では15gとかあります。
PX-2の適用カートリッジ重量範囲は5〜11gになっています。
シェル+カートリッジでMAX19gです。
重めのヘッドシェルを使うと簡単に使用可能適正重を超えます。
これが改善理由ではないでしょうか?

        「PX-2は2タイプ」存在する?

初期と後期という位置づけにになると思いますが、
仕様変更されたタイプがあるということです。

※※ 国内版取扱説明書と英語版マニュアルによる比較 ※※

              付属品の違い

         初期            後期
       サブウエイト無し     サブウエイト2個(画像中央辺り)
禺画像]
              左が初期タイプ


後期はサブウエイトをねじ込む孔がメインウエイト両側面に開いています。
ヤフオクではこのタイプをよく見かけます。

禺画像]


初期タイプは孔がなくこの面がフラットになっています。
カートリッジ側が重たい時、サブウエイトがないのでメインウエイトは
かなり後ろに下がります。

[オーディオ]
[PX-2]
[レコードプレーヤー]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット