正山小種・ラプサンスーチョン
2009-05-12


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私は燻製物が結構好きなほうである。
子供の頃「イカの燻製」が大好物だった。
そのせいか今でもメニューには燻製物として「明太子」と「沢庵」を用意している。スモークだけは自家製でやっている。

スコッチを飲むようになってから原料を燻してから蒸留したウィスキー「ラフロイグ」に出会った。これも私の好みである。

先日あるお客さんから匂いのきつい中国の紅茶の話を聞かせていただいた。
なにやら原料の茶葉を燻して着香してるらしいというのである。

英語で発音するとラプサンスーチョン、漢字で書くと正山小種である。

ちょっと調べてみると、中国茶の原料であるきーもん茶の茶葉を乾燥させるのに松葉を炊いて乾燥を早めている、そしてその松葉の香り成分が茶葉に付着するので香りの強いお茶になるということである。

飲んでみるとちょっと苦めの紅茶である。
しかし香りが強烈である。
目隠しされて匂いをかがされたら「正露丸」をイメージするかもしれない、
それほどはっきりした香りである。

好きになるか嫌いになるか飲み手を選ぶ紅茶だと思う。
幸い私は普通の紅茶として問題なくいただける。
好みが決まるまで飲み続けてみようと思う。
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